<   2005年 01月 ( 1 )   > この月の画像一覧

1.17宣言

c0009441_18104351.jpg



購読してないのに思わず売店に立ち寄って買ってしまった。
1月17日の毎日新聞朝刊東京版。31面のほぼ全部に渡りリレー形式で「あの日」への人々の想いが伝えられている。
そう、100人いたら100通りあるこの日への想い。
紙面から溢れんばかりのメッセージは強く胸に迫ってきた。
生々しい写真を見ると全身の記憶が呼び覚まされた。

これは12面の兵庫県のページ。

  1.17宣言
  
  一月十七日は忘れない

  突然目の前が真っ暗になり
  あちこちで真っ赤な炎があがっていた
  叫び声が聞こえ
  サイレンが鳴り響いていた
  多くの人が貴い家族を失った

  わたしたちは過信していた
  科学技術を、近代都市を
  わたしたちは忘れていた
  共に生きているということを
  支えあうことの大切さを
  皮肉にもそれを教えてくれたのが
  あの震災だった

  頼るべき家族がたおれ
  自らも力尽きようとしたとき
  手を差し伸べてくれたのは
  地域の人々やボランティアの人々だった
  手に持てるだけの物を持って
  彼らは助けに来てくれた

  組織の思いでなく一人ひとりが
  自分の思いで助けあった
  子どもたちも自分の意思を持って
  自分の責任で行動し、家族を支えていた
  あのときのひたむきな人々の表情
  人間のつながりの貴さを
  わたしたちは決して忘れないだろう

  あの日
  海がさわぎ、山がないた
  わたしたちが愛した風景
  育ってきた環境は
  一瞬で姿を変えた
  しかし共に困難を乗り越え
  十年にわたる復興を通して
  この地に対する愛情は
  より一層深まった

  震災から学んだ教訓は余りにも大きい
  個人個人が持つ命あるものへの思い
  わたしたちはかけがえの無いものを代償に
  身を持って痛感することができた
  この思いを、その貴さを
  地球上の人々に伝えなければならない

  だから
  一月十七日は忘れない

  二〇〇五年一月十七日
  一・十七人類の安全と共生を考える兵庫会議


山と海の待つ神戸に久しぶりに帰りたいと思った。
[PR]
by infoazh | 2005-01-17 17:38 | ニュース